学習意欲をデザインする

みなさんは、何かを教えるときに
学習意欲のデザインをしていますか?

学ぶ人のモチベーションをあげるために
いい方法はないかなと思うことはよくありますよね。

今日は、アメリカの教育工学者ジョン・M・ケラーが、
教える人にとって使いやすい形にまとめてくれた
動機づけの理論「ARCSモデル」をご紹介します。

ARCSは学習意欲につながる流れを表しています。
この4つの観点を学習コースの設計に用います。

1 A (Attention)  おもしろそうだな
  ⇩
2 R (Relevance)  やりがいがありそうだ
  ⇩
3 C (Confidence) やればできそうだ
  ⇩
4 S (Satisfaction) やってよかったな

Attentionでは、学ぶ人の注意を引きます。
話を聞いてもらうには、まず面白そうだと
思ってもらい、興味を引き出すことが必要です。
冒頭で面白い話をすると効果的です。

Relevanceは関連性に気づいてもらうことです。
学習内容と実社会の関連性に気づきを促すようにして
役に立ちそうだと思ってもらうようにすることです。
役に立つと感じれば、当然、学習動機は高まりますね。

Confidenceは自信を持たせることです。
できるだけ学ぶ人に自信を持ってもらうよう
コースを設計しておく必要があります。
これならできそうだという感覚があれば、
前向きに課題に取り組むことができます。

Satisfactionは満足感を持ってもらうことです。
やってよかったという満足感は次に向かう
原動力を生み、自己肯定感へとつながります。

最近はARCS-Vモデルという新しいものも
出てきて、V(volition)意志力が加わっていますが、
まずは上記4つの観点を知っておくといいでしょう。

専門知識をただ長々とレクチャーしても、なかなか
学習効果はあがりません。

講座を設計する時は、ぜひ学習意欲を高める
デザインをしてみてください。






















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by manami-823 | 2017-12-08 00:11 | 教える技術 | Comments(0)