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英会話の苦手意識を克服する方法

好きかどうかに関わらず、英語を避けて通れないシーンがあります。

入試はもちろん、大学のリテラシー科目にも英語はあるし、
仕事をするようになれば、海外出張を命じられたり、接待に駆り出されたりと、
本人の意思に関係なく、英語の必要性を痛感することもあるでしょう。
日本人ですから、英語ができないで押し通すことも可能ですが、
それでも完全に避けて通ることは難しい世の中です。
特に、英会話となるともうお手上げという人もいますよね。

英会話は苦手だと感じている人には、
会話のミラーリング効果を活用することをお勧めします!
ミラーリング効果とは心理学の用語で、同調効果のこと。
相手の言葉を繰り返すことで、
会話の相手は自分が理解されたと感じる効果のことです。

相手の言葉の一部を繰り返すだけなのですが、
たったそれだけで、あなたの好感度は格段に上がります。
自分の語彙がそれほど多くなくても、何とか相手の言葉を借りて、
会話を続けていくことが可能になります。
当然ながら、全部おうむ返しでは、コミュニケーションになりませんが、
相手の言葉を借りながら会話していくことで、円滑な人間関係が構築されます。
そうなると、仕事の交渉もデスカッションもしやすい雰囲気が生まれます。
緊張すると頭が真っ白になって、知っているはずの単語すら出てこないという
事態も回避できます。
さらに、ネイティブが会話に使う語彙が自然に習得できて、
しばらくすると英会話になんとなく自信がでてきます。
そうなったらしめたものですね!

もちろん、この効果は、母国語の会話でも同じです。
「桜の花の淡いピンクが綺麗だね。」と相手が発話したら、
「そうね。ピンクが綺麗ね。」と相手の言葉をを繰り返します。
たったこれだけでOKです。
「私は、菜の花の黄色が好きなんだよね。」いきなりこれはNGです。
一旦、相手の言葉に共感してから、自分の意見を出すのは構いませんが。
認知行動療法の傾聴、共感、受容というコミュニケーションの基本に似ていますね。

今日、イギリスでの臨床実習へと旅立つ娘にも教えたミラーリング効果。
ぜひ、やってみてはいかがでしょうか。試す価値ありですよ。

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by manami-823 | 2018-03-31 19:08 | これからの教育

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by 真奈美